小鷹研究室の仕事

WORKS一覧

Underground Diver (2016)

CAPTION
◯ 2015年度に卒業した曽我部愛子との仕事(曽我部愛子はこの卒業研究で学科賞を受賞した)。「ぶらさがる」という物理的行為をイメージの水準における「腕が伸びる」に接続しようとする試み。これは、「弾力のある身体」シリーズの第一作目でもある。
◯ 「Underground Diver」の空間では、<ぶら下がり健康器具>に深くぶらさがればぶらさがるほどに、腕が長く伸びていく。このとき、ぶら下がりの「深さ」は、体重計の目盛りを読み取ることで間接的に計測される(完全にぶら下がり切った時に、体重計のメモリはゼロを指す)。 以上の、自重変化と身体の変形度を連関させる手法は、(実績的な意味では) 次年度に発表される「Stretchar(m)」において大きく花が開くことになる。いずれにせよ、「Stretchar(m)」の設計において必要とされた基本的な材料は、全てここで揃えられた。 そのうえで、「Underground Diver」の特異性を一つ挙げるとすれば、 それは運動という営みに本質的に随伴される(ある種の)<気持ち良さ>にあるのかもしれない。 ここには、持続的な運動によって筋肉の組成を変えていこうとする営みが、 文字通り物理的な限界をはみ出していこうとする、そのような「からだの喜び」が満ちている。

CATEGORIES

HMD

PROJECT MEMBER

曽我部愛子 森光洋 小鷹研理

YEAR

2016

AWARD

学科賞(曽我部愛子「ぶらさがりによる自重変化を利用した腕が伸縮する感覚の誘発」に対して)[imd.nagoya]

PAPER

  1. 曽我部愛子・森光洋・小鷹研理:「ぶら下がりによる自重変化を利用した腕が伸縮する感覚の誘発」, 第20回情報処理学会シンポジウム・インタラクション2016, 科学技術館, 2016.3 (一般投票5位) [PDF]

EXHIBITION

  1. 研究室展示『からだは戦場だよ2016 バードウォッチャー・ウォッチング』, やながせ倉庫・ビッカフェ, 2016.1.29-30 [EXHIBITION]

RELATED LINK

  1. 2016.02 「展示風景|バードウォッチャー・ウォッチング(からだは戦場だよ 2016)」研究室ブログ