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3月21日に卒業式があり、小鷹研からは6人が卒業となりました。

佐藤優太郎は、小鷹研から2人目(!!)の博士号取得。次年度から、金沢工業大学で教員(講師)になります。佐藤くんとは2017年くらいからの付き合いで、『蟹の錯覚』で卒業研究をした後、(僕の母校でもある)IAMASで修士をとって、それから僕のところに戻って指変形錯覚の研究で見事に博士になりました。その間、スライムハンド錯覚やブッダの耳錯覚などの重要な錯覚の発見にも立ち会い、研究室展示でも、WSや即錯展示の仕切りなどで大活躍してもらっていたので、佐藤くんの同世代の人からすると「小鷹研≒佐藤くん」というイメージを持っている人も多いかもしれません。。そんなわけで、佐藤くんの卒業で、小鷹研の第2期?の終わりという感じがしてます。これまで本当にごくろうさま。そして、これから自分の研究室を持ってからの活躍もまた楽しみにしています。

高橋奈里は、自己溶接錯覚の研究で修士号を取得して、次年度から、学術振興会特別研究員(DC1)として、ひきつづき小鷹研究室で博士研究をつづけていきます。こちらもますます楽しみです。

(小鷹研を卒業する)4年生は4人。みんなすばらしい作品を残して去っていきます。このうち、山口真央さんは、VR空間で耳がびよ〜んと伸びる『Buddha in XR』でimd学科賞を受賞、長谷川彩乃さんの卒業作品『Being Mosquitone』は、すでに4月開催の国際会議 ACM CHIのInteractivity Trackに採択されています(すごい!)。

[imd.nagoya]|受賞の言葉(2024年度・学科賞)|山口真央

なお、小鷹研を卒業した学生の仕事の一覧はこちらから確認することができます。みんなほんとうにすごいなぁ、と思う。(僕が大学4年の時に何をしたと思う?)

[LINK]|小鷹研卒の全仕事(2013〜204)

さいごに。みんなにとっての大切な人生の「ある区間」を、一緒に走り抜けることができて本当に感無量です。
これからもそれぞれの持ち場で「ぞくぞくすること」をとことん追求してほしい。グッドラック!

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