XRAYSCOPE(2020)
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展示予告四日目。満を辞して、今回の研究室展のチラシのモチーフともなった、今井健人との共作「XRAYSCOPE」による、圧倒的体験の映像をお届けします。これやってもらえればわかりますが、ほとんど現実空間に生の形で紛れ込んできたARそのものです。#注文錯覚展2020https://t.co/1q8piMiO60 pic.twitter.com/AIDN0CX9W1
— 「」kenrikodaka (@kenrikodaka) November 19, 2020
MOVIE
CAPTION
XRAYSCOPEは、まるで自分自身の手の表面を透視し、身体内部のオブジェクトに直接アクセスする感覚を誘発するインタラクション作品である。本作品は、心理学において幻肢痛を緩和させる装置として提案されたMirror Visual Feedbackの鏡を空間の明暗差によって透過と反射の二つの性質を有するハーフミラーに置き換え、三次元位置がトラッキングされた擬似照射スコープを用いて、骨に模したオブジェクトの各部に照射を行うものである。この手法により、手の内部にあるオブジェクトを、半透明化した皮膚の表面を通して覗きみているような感覚(透視感覚)を生み出すことに成功した。さらに、照射スコープの鋭い先端で、オブジェクトを直接に「つつく」ことによって, 自身の「骨」に対して触覚的な感覚を得ることも可能である。
CATEGORIES
PROJECT MEMBER
今井健人 佐藤優太郎 小鷹研理
YEAR
2020-2021
AWARD
EXHIBITION
- 大名古屋電脳博覧会, 名古屋市民ギャラリー矢田, 2021.8.26-30 [EXHIBITION]
- 注文の多い「からだの錯覚」の研究室展 名古屋電映博2020,名古屋市青少年文化センター・アートピア, 2020.11.27-29 [EXHIBITION]
MEDIA
- NHK「世界!オモシロ学者のスゴ動画祭2」, 2021.8.11 [OUTSIDE-EYES]
- 脳が混乱する「錯視映像オブ・ザ・イヤー」の2020年受賞作品が発表される、大賞には日本人が輝く, 2020.12.25 [OUTSIDE-EYES]
PAPER